【ファンとの絆を感じた魔法の時間】Tay New in タイフェス2025 ー日本を包んだ笑顔と歌声。

2025年5月11日(日)、代々木公園で開催された第25回タイフェスティバル東京に、タイの人気俳優である Tay Tawan(テイ・タワン)とNew Thitipoom(ニュー・ティティプーン)が登場しました。
タイドラマを中心に圧倒的人気を誇る2人が、初夏の東京に温かな歌声を届け会場を大いに盛り上げました。

1曲目の『No More』では、柔らかなメロディに乗せてTayとNewが互いにアイコンタクトを交わしながら歌う姿が印象的。
この楽曲では「長く一緒にいるからこそ分かる、かけがえのなさ」といった等身大の愛のカタチが丁寧に描かれています。

パフォーマンスが終わると、2人は、「こんにちは！」と言った後、「せーの！！」と
タモさんの拍手を求めますが、急すぎて上手くいかず・・・、上手くいなかったけど、会場はほっこりと笑いに包まれました。
その後、Tayが、ひとつお願い！暑いからコート脱ぎたいんだけど、先に写真撮っても良い？と可愛いお願い。
そして、「暑いときは一緒に歌えば暑さなんて気にならないよ！」とファンに呼びかけ、会場の雰囲気はさらにヒートアップ。
ファンの声援と笑顔で熱気に包まれました。

2曲目の『Good Time』。
柔らかなイントロが流れはじめると、ふたりの視線が自然と重なり、会場には温かな空気がゆっくりと広がっていきました。
穏やかなリズムに乗せて響くのは、TayとNew、それぞれの声が交わる優しいハーモニー。
まるで包み込むような歌声は、聴く人の心の奥に静かに届き、客席からは深く息をのむような、静かな感動の気配が感じられました。
この楽曲が流れるひとときは、まるで時間そのものが“贈り物”のように感じられるほどに心地よく、日常の慌ただしさをふっと忘れさせてくれます。
ふたりが向けるまなざしや、声に込められた想いからは、ファンへの感謝とあたたかな気持ちが伝わり、聴いているだけで自然と笑顔になってしまうような、そんな力がありました。
思わず「この瞬間がずっと続いてほしい」「このまま時が止まればいいのに」と感じさせるような、優しさと幸福感に満ちたステージでした。

3曲目は、タイの大人気ドラマCherry MagicのOSTである『Voice Within』。
真っ直ぐな眼差しと、感情を込めた歌声に胸をうたれるファンも多く見受けられ、繊細なアレンジにのせて丁寧に届ける2人の姿に観客からは終始声援が飛んでいました。

なんとこの曲の途中で、Tayが客席のファンが持っていた「POLCASAN（ポルカさん）」の人形を手に取り、にこやかにポーズを決める一幕も！
その何気ない仕草からは、Tayがファン一人ひとりの想いを大切にしていることが伝わり、会場にはあたたかな笑顔が広がりました。
まさに、Tayのファンへの愛情が垣間見える、心温まる瞬間でした。

TayNewのステージを締めくくったのは、New自身のソロ曲『Everything is Magic』。
この楽曲は、Newのやさしく透き通るような歌声と、彼のまっすぐな想いを乗せた歌詞が魅力の一曲で、まさにTayNewの世界観の集大成とも言えるナンバーです。
ステージでは、Newがひとりで歌いながらも、Tayが時折そっと寄り添うようにコーラスを重ねたり、そばで見守る姿があり、その光景はまるで互いを支え合う関係性そのものを体現しているかのようでした。
ふたりが並んで笑顔を交わしながら届けるステージは、それだけで観客の胸を打つものがありました。

そんな感動的なシーンの最中、音響トラブルで音が止まるというハプニングが発生。
しかし、Newはまったく動揺することなく、笑顔を絶やさずそのまま歌い続け、Tayもその横で温かく見守るように支えます。
その姿に、会場からは自然と大きな拍手が巻き起こり、“ステージとファンがひとつになった瞬間”が生まれました。
「君は“特別な人”」というメッセージを優しく届けるこの曲は、New自身の想いがこもった楽曲。
その歌詞の通り、彼が向ける笑顔とまなざしは観客一人ひとりにそっと届き、会場全体が感動とあたたかさに包まれた、まさに“魔法のような時間”となりました。
すべてを優しさで包み込んだNewの歌声と、Tayとの信頼がにじみ出たラストシーンは、心に深く残るフィナーレとなりました。