2025年5月10日、東京・代々木公園で開催された「タイフェスティバル2025」初日の特設ステージに、タイを代表するアイドルグループ BNK48 とその姉妹グループ CGM48 が登場!
48グループらしいキラキラしたパフォーマンスと元気いっぱいの笑顔で、日本のファンを魅了しました。
1曲目はしっとりとしたバラード調の「Green Flash」でステージはスタート。
メンバーたちが笑顔で登場し、少し切なさを感じるメロディに、観客も自然と耳を傾けるように。
優しい歌声と手を伸ばすような振付に、会場は一気に穏やかな空気に包まれました。
一転して2曲目はポップで元気な「Totsuzen Do Love Me!」でお届け！
この楽曲では、「ごめんね…好きになってもいい？」という可愛らしい恋心がテーマ。観客とのコール＆レスポンスも盛り上がり、笑顔ではじけるパフォーマンスに、ファンも手拍子で応えました。
続いて3曲目は「Hotei Sokudo to Yuuetsukan – 法定速度と優越感」でテンポのいいロック調のユニット曲へ。
冒頭、Sita（シター）が「皆さん楽しいですか〜！？」と元気よく呼びかけると、客席からは「イエーイ！」と大きなレスポンスが返り、いっきにボルテージが上昇！サビに入る前には「せーの！」「みんなも一緒に〜！」という掛け声で、観客のクラップやコールも完全にシンクロし、ステージと客席の間にあった“距離”が一気に縮まり、タイと日本が音楽でつながる感覚がリアルに感じられるパフォーマンスでした。
4曲目の楽曲が始まる前、ステージ上ではメンバーの「自己紹介風掛け合い」コーナーがスタート！
メンバーが順番に「〇〇ちゃーん！」「はーい！」「何が好き〜？」「〇〇よりもあなた〜！」と、一人ずつマイクを持って観客とラブリーなやりとりを展開！
名前を呼ばれるたびに客席からは「キャー！」と歓声があがり、最後の「あなた〜！」には、「わたしも〜！！」というようなリアクションが客席から飛び交うなど、会場は一気に多幸感の渦に包まれました。
そんな最高の雰囲気のまま突入した4曲目「Saikyou Twintail」では、全力の“かわいい”パフォーマンスを披露。振付のひとつひとつがキュートで、思わず真似したくなるような楽しさが詰まっており、ファンもダンスを真似ながらその世界観に入り込んでいました！
5曲目の「มะลิ（マリ／ジャスミン)」ではタイの花“マリ（ジャスミン）”に込めた優しさと愛情を丁寧に歌い上げました。
純白の衣装をまとったメンバーたちの真っ直ぐなまなざしに、思わず見入るファンも多く、まるで静かな祈りのようなひとときとなりました。
6曲目はAKB48の人気曲でもある「Koisuru Fortune Cookie」
イントロが流れた瞬間、会場からは大歓声！この楽曲は日本のAKB48が2013年にリリースし国民的ヒットとなった「恋するフォーチュンクッキー」のタイ語カバーであり、BNK48にとってもブレイクのきっかけとなった代表曲です。そして途中では、おなじみのBNK48流「おにぎり〜！」の掛け声が炸裂！「♪恋する〜フォーチュンクッキー〜♪」のサビに合わせて、「おにぎり〜！！」と元気いっぱいに叫ぶ声が観客席からも響き、
笑いと盛り上がりが同時に巻き起こる、BNK48らしい遊び心あふれるステージとなりました！
続く7曲目もAKB48の人気曲「Heavy Rotation」
ラストを飾ったのは、世界中の48ファンにとっておなじみのこの曲。全員が全力で「アイシテル〜♪」と歌う姿に、会場からは自然と手拍子と歓声が。ステージと客席がひとつになり、タイと日本、アイドルとファンをつなぐ最高のフィナーレとなりました！
BNK48とCGM48が届けてくれたのは、ただの“アイドルステージ”ではなく、
音楽で笑い合い、振付で一緒に踊り、歌詞の意味を超えて心が通じる──そんな温かさが溢れる時間となりました。
タイ語と日本語が混ざり合うMC、笑顔いっぱいのコール＆レスポンス、そして何より、どの瞬間もファンに向き合い、目を合わせ、心を届けようとするその姿勢に心を掴まれました方も多いと思います。
また日本のステージで彼女たちと再会できる日を、心から楽しみにしています！！
セットリスト
Green Flash / BNK48
Totsuzen Do Love Me! – โทษทีนะ…รักกันได้ไหม? / CGM48
Hotei Sokudo to Yuuetsukan – 法定速度と優越感
Saikyou Twintail – ทวินเทล สุดยอดเลย! / BNK48
มะลิ / CGM48
Koisuru Fortune Cookie คุกกี้เสี่ยงทาย / BNK48
Heavy Rotation / BNK48
[文・構成/タイナウ編集部]