グルメカテゴリー初投稿でご紹介するのは東京・富ヶ谷エリアにある人気のお店です。
こちらのごはんが本当においしくて、タイナウ編集部メンバーもちょくちょくお世話になっているお店なのです。
お店側の設定としては「アジア多国籍料理店」ということで、ランチメニューだけでも、タイ料理の定番カオマンガイやガパオライス、タイカレー、トムヤムクンヌードルから、ベトナム料理のフォーまで楽しめる幅広さが魅力です。
米から麺まで、こってりからあっさりまで、辛いものから辛くないものまで、フォーも、フォーガー(鶏肉)、フォーボー(牛肉)が選べます。
それではご紹介しましょう。
リンコルンは、渋谷区富ヶ谷一丁目交差点を代々木公園駅側に渡ってすぐの建物の地下1Fにあります。
代々木公園駅、代々木八幡駅にほど近く、奥渋エリアから見ると少し先あたりでしょうか。
この辺は飲食店も服屋さん、器などの雑貨店もおしゃれなお店がどんどん増えて話題のエリアです。代々木上原も近いですしね。
かわいらしいロゴ看板とメニュー。
「リンコルン PHO THE PEOPLE」ってフレーズがユーモラスで楽しいですね。
お店が地下なのでこういうわかりやすい表示をしてくれるととても安心感があります。
では入店です。
ランチ時はちょっと外しましたがお客さんは多く、私の後からも続々入店。女性に人気な印象です。厨房側を望む写真。カウンターはコの字で、店主の目が行き届くように全てが配置されています。
全体的におしゃれなのに素朴な感じもあって、とても居心地がいい空間です。
メニューはこちら。
ランチメニューは少数精鋭に絞り込まれていながら味の幅が広く、それだけでもありがたいのですが、ちょっと珍しいのはランチタイムだとカオマンガイとガパオライスに「ハーフサイズ」があることなんです。
全部おいしそうで迷いますが、今回はカオマンガイハーフを紹介したいと思っていたのでそちらを注文。
やさしい店主さんがていねいに対応してくれます。
テーブルには粗く挽かれた赤唐辛子、酢、砂糖などの調味料と、シラチャーソースのボトルも。
この辺の、「好きにやっちゃってー」というおおらかさに癒されます。
さあ、カオマンガイハーフ到着!
もう見ただけで鶏のやわらかさが伝わってきます!
あと、見た目的に特徴的なのはキュウリが粗めの千切りなところ。
カオマンガイって、割とキュウリが輪切りとか斜め切りで添えてあって、カリポリかじるみたいなイメージがありますが、このキュウリはいろんな食べ方が楽しめるんです。
お皿が到着して、ちょっとスプーンを動かすと、鶏出汁で炊かれたジャスミンライスのいい香り、タレの香ばしさ、パクチーの清涼感がふわっと上がってきて食欲をそそります。
おいしい、食べてないけどもうおいしい確定!
私は何度も食べてるけど、初めての方でも確定するはず。
実際、食のレビューサイトなんかでも、「カオマンガイは鳥の蒸された生臭さが苦手だったのにここのは全く感じずおいしかった!」というものも見られます。その通りです!
ごちゃごちゃと書いてしまいましたが、実際は到着してすぐに食べ始めました。
入っているものがそれぞれおいしい上に一体感もあるので、もはや何を褒めていいのかもよくわからないのですが、鶏のしっとりやわらかな食感、ライスの炊き加減、それらをまとめるソース。
おいしいな〜。キュウリが千切りなので、少しずつカオマンガイと一緒に食べたり、キュウリだけ食べてさっぱりしたりと好きなやり方で変化をつけられるのもうれしい。
そしてこのソースがすごい。
カオマンガイに最適化されたコクのあるソースなんですが、ここまでおいしいと他のものにもかけたくなるくらいです。これ売ってもらえないかな…すぐ近くにあるイタリアン、キャンティのドレッシングみたいに…
というわけで、豊富な調味料で味変も楽しめる環境がありながらバランスが完璧すぎて、特にシラチャーソースのような濃厚なものを加えるのはもったいない感じがします。
最終的に、ちょっと酢だけ…と、ほぼ残っていないカオマンガイに酢を垂らしていただきました。
うん、とてもおいしいが元の方がおいしい!
ごちそうさまでした!
今日はハーフだったけど充実感はフルでした!
ご興味ありましたら、ぜひ行ってみてください。
ランチタイムは結構混みます。15時まで開けてくれているので時間をずらして入店されるのもよいでしょう。
リンコルン
東京都渋谷区富ヶ谷1-44-7 サンライズビル B1F
https://www.instagram.com/lincoln_pho_the_people/?hl=ja
※営業時間やメニューなどは変更の可能性があります。
[文・構成/タイナウ編集部]