タイと日本を中心に活躍す活動するトリオユニット「NipponBoyz(ニッポンボーイズ)」が、2025年5月に初の日本ファンミーティングとタイフェスティバル東京2025の出演を果たしました。
「タイに来たら、良いと思う」で幾度となくバズを巻き起こしたNipponBoyzは、日・米のルーツをもつGMMTV所属の俳優・タレントのルーク石川さん、日本人で元お笑い芸人・俳優・タレントのリョウタさん、日・タイのルーツをもちタイナショナルチームのアイスホッケー選手で俳優・タレントのヒデキさんという、“日本”をルーツに持つ多彩な3人組。ファンとの交流で得た手応えや、結成秘話、さらには今後の野望まで、彼らの素顔に迫るスペシャルインタビューをお届けします。
──今回の日本での初ファンミーティングとタイフェスへの出演が決まったときのお気持ちは?
ヒデキ:
ファンミーティングですが、正直、最初は“ちょっと時間がないかな?”と思ったんです。準備がギリギリで、間に合うのかなって。でも今日、実際にたくさんのファンの方にお会いできて、“やってよかった”って心から思いました。
リョウタ:
自分たちでやるぞ!と決めたライブでしたが、チケットの発売が遅くなってしまって、間に合うかと心配していたのですが、ふたを開けてみたらほぼ満席。本当にありがたいし、嬉しかったです!
ルーク:(通訳:リョウタ ※以下同様)
最高でした!日本の皆さん、あまり笑ってくれないんじゃないかと不安だったけど、全然そんなことなかった。
たくさん笑ってくれて、僕らのパフォーマンスを全力で楽しんでくれました。
そして僕たちを知っていてくれて嬉しかった!絶対、来年もやります!
──みなさん楽しみに待っていたと思います!来年も楽しみに待ってます!
──3人が一緒に活動するようになったきっかけを教えてください。
リョウタ:
最初に僕とヒデキが出会ったのは7年前。でもその時はあまり仲良くならなかったんです。5年ほど前にドラマで共演して親しくなって。さらにその後、ルークがヒデキと仲良くなって、テニスを一緒に練習とかしていたんです。それで、3年前に、ルークヒがデキを僕に会わせてくれて仲良くなりました。
一番最初に会ったのが、しゃぶしゃぶ屋さんだったんですが、ルークが “俺たち、それぞれ面白いな、何かやろうぜ!”と言って、3人で活動する流れになりました。
ヒデキ:
3人とも、日本人の血が入っているし、すぐに意気投合しました!
──それぞれ、別のところで会って再会するなんて、運命的な出会いですね。
ルーク:
デスティニー!しゃぶしゃぶデスティニー!
(リズムをつけて)しゃぶしゃぶデスティニー!しゃぶしゃぶデスティニー!
──ルークさんは、いつもひょうきんなんですね!
リョウタ:
いつもこんな感じなのでたまに流してください(笑)
──話題の動画シリーズ「タイに来たら」は、どのような経緯で始まったのでしょうか?
リョウタ:
元々ルークから“日本人向けのコンテンツを作ってみて”と言われていて、僕が台本を書いたんです。
でも一人じゃ続かなそうだし、そのうち失速すると思っていた頃、丁度3人が繋がって。
「これはもうNipponBoyzでやるしかない!」と思い、スタートしました。
──「タイに来たら」の方がNipponBoyzより先だったのですか?
リョウタ:
そうです!
ルーク:
しゃぶしゃぶデスティニー!
リョウタ:
ルークが、しゃぶしゃぶデスティニー!気に入っちゃった!
──いつか、しゃぶしゃぶデスティニーネタお待ちしております。
──タイに来たらシリーズは、何度もバズっていると思うのですが、初めてバズったときの感想は?
ルーク:
X(旧:twitter)で一気に広がって、日本の方からのコメントが1000件以上。驚いたし、本当に感動しました。そして「タイに来たら」を続けて行こう!と思いました。
──最初に見た時は、この面白い人たちは誰?そしてかっこいい。日本人なの?と衝撃を受けました。
リョウタ:
動画内で細かいコメントを入れず、何を見せられているんだろう?という動画を作りたかったんです。
コメント欄で、“この人たち誰?何してるの?”っていう声がたくさんあって、それがまた面白さにつながったと思います。
──みなさんそれぞれ個別のお仕事でも活躍をされていますが、今後3人でやりたいことは?
ルーク:
ドラマ、映画を3人でやりたいです。グッズも作りたい!
あと、僕たち今抹茶にハマっているので、抹茶カフェもやってみたい!
ヒデキ:
アジアツアーをしたいです!いろんな国のファンと直接会いたいですね。
夢は日本のスタジアムライブです!
リョウタがいるから、歌もバラエティーも全部詰め込んだ“総合エンタメコンサート”をやりたいですね。
リョウタ:
日本のバラエティーに出たいです。3人で世界の果てまでイッテQ!とか出られたら嬉しいな。
よろしくお願いします!
──個人としての目標や、やってみたい活動はありますか?
ヒデキ:
演技が好きなので、グローバルで活躍できる役者になりたいです。英語、タイ語、日本語の3カ国語を生かして、Netflix作品にも出たいです。
ルーク:
僕は「VOYAGE」というファッションブランドを展開しています。“ウサギが世界を救う”がコンセプトです!
収益の一部が寄付されるようになっていて、このブランドが、もっと世界中に広がると良いなと思っています。
リョウタ:
タイでもっと有名になりたいし、日本のメディアに出ていきたいです。「タイに来たら」のネタも準備中です!
──今回の日本に来てから何かされましたか?
リョウタ:
タイ関連のイベント司会もやっているので、到着してからはずっと仕事で、まだどこにも行けてないんです。
ヒデキ:
現役で、のアイスホッケータイ代表選手をしているのですが、元チームメイトや同期と久々に再会して、楽しい時間を過ごしました。
ルーク:
着いたばかりで、まだ何も出来ていないですが、しゃぶしゃぶは食べました!
しゃぶしゃぶ大好きです!“しゃぶしゃぶデスティニー”ですから(笑)
──次に日本に来たらやりたいことは何ですか?
ルーク:
テニスが大好きなので、歴史の長い東京オープン観戦に行きたい!
リョウタ:
元々日本で芸人をしていたので、同期や先輩方に会いたいです!あと相撲観戦をしたい!
ヒデキ:
僕は自然が好きなので、自然豊かな東北や富山にも行ってみたいです。
北海道には行ったことがあるので、タイ育ちなのでツーリストがあまり行かないところにも行ってみたいです!
──日本のファンに向けてメッセージをお願いします!
ルーク:
日本のみなさん、本当に綺麗で、かっこよくて…大好きです!愛しています!
ヒデキ:
今回初めて、ファンの方とオフィシャルにお会いできて、僕たちを応援していただけることが嬉しかったです。
これからも応援お願いします!
リョウタ:
「タイに来たら」を観てくれている皆さん、ぜひ動画で紹介した場所を実際に訪れてみてください。タイって本当に良い国なんですよ!これからも僕たちNipponBoyzをよろしくお願いします!
異なる背景を持ちながら、偶然の出会いで結ばれたNipponBoyz。
言葉の壁を超え、笑いと感動を届ける3人の快進撃はまだまだ続きます。
次なるコラボやステージ、そして彼ら自身が描く夢に、これからも目が離せません。
[文・構成/タイナウ編集部]