トークの余韻が残る中、軽やかなイントロが。披露されたのは、番組「BUSSING JAPAN」(メンバーが日本を旅する番組)の主題歌「boys just wanna be boys」の日本語バージョンです。
本来はタイ語と英語が入り混じるオリジナル曲ですが、この日は歌詞の大部分が日本語に置き換えられていました。温泉や富士山、刺身など、日本滞在で感じた風景や文化を盛り込んだ言葉が次々に飛び出すたび、客席の笑顔が広がります。「Aishiteru」「Arigatou Gozaimasu」「Kawaii sashimi」――その一つひとつの言葉には、彼らが実際に日本で過ごした時間とファンへの思い出が刻まれていました。肩を寄せ合い、視線を交わしながら歌うメンバーの姿は、まるで旅のアルバムをめくっているようで、観客もその旅の一員になったような感覚を抱くような瞬間でした。