S2(Noeul)独占インタビュー|「実力で証明したい」大舞台に挑むS2の素顔、ファンに届ける想いと日本での未来

ThaiNow編集部

二つの活動の違い

―――俳優活動と音楽活動、それぞれで得られるやりがいや違いは何ですか?

音楽は、ずっと僕の夢でした。韓国でK-POPアイドルを目指していた練習生時代にデビュー直前まで行きましたが、コロナなどの影響で叶いませんでした。だからこそ、今アーティストとしてステージに立てることは大きな喜びであり、自分の想いを直接ファンに届けられる大切な時間です。

一方で俳優の仕事は、最初は夢ではなかったけれど、実際に挑戦してみたらとても楽しくて大好きになりました。今では毎日少しずつ上手くなりたいと思える大切な仕事になっています。
音楽は“自分そのもの”を伝える表現、俳優は“誰かを演じる”ことで新しい自分を発見できる表現。どちらも僕にとって欠かせない、大切なやりがいです。

HIPHOPへの原点と憧れ

―――HIPHOPを好きになったきっかけや、好きなアーティストを教えてください。

もともとヒップホップが好きで、子供の頃からずっと聴いていました。特に2PACのような伝説的なアーティストの楽曲には強く影響を受けました。最近では、イギリス出身のラッパーCentral Ceeや、UKドリル系のアーティストたちからインスピレーションを受けています。
僕自身も、そうした世界的なアーティストに刺激を受けながら、自分の音楽を磨いていきたいと思っています。
これからもさまざまな音楽を吸収しつつ、日本を含め世界中のファンの皆さんに自分のヒップホップを届けられるよう頑張りたいです。

理想のコラボレーション

―――もしコラボできるなら誰としたいですか?

ラッパーとのコラボに挑戦したいです。
理想を言えば、Central Ceeと同じステージに立ってみたいですね。

リフレッシュの時間

―――忙しい中でのリフレッシュ方法はありますか?

最近犬を飼い始めました。ポンスキーという犬種で、もう7〜8か月になります。
仕事で疲れていても、一緒に過ごすと癒されます。
音楽を聴きながら犬と過ごす時間が幸せですし、またファンのみなさんに会えることも大きなエネルギーになります。

 

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日本での活動への展望

―――日本でコンサートをする可能性についてはどうですか?

ぜひ日本でコンサートをしたいと思っています。そのために、日本語の楽曲制作にも挑戦してみたいです。これまで英語や中国語の曲は作ったことがありますし、韓国語でも歌ってきましたが、日本のファンの皆さんにより近い形で想いを伝えるために、日本語の曲を届けたいと考えています。
また、近いうちに日本でファンコン(ファンミーティングコンサート)が予定されているので、そのステージで皆さんに直接お会いできるのをとても楽しみにしています。

日本のファンへメッセージ

―――日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

こんにちは、ノウルです。
いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。
これからも全力で頑張りますので、引き続きよろしくお願いします!


俳優とアーティスト、二つの道で輝き続けるS2

大舞台で堂々と自分を表現し、俳優としてもアーティストとしても着実に進化を続けるS2。インタビューを通して感じられたのは、音楽への揺るぎない情熱と、どんな時もファンに支えられているという深い感謝の気持ちでした。
「ただの人気者ではなく、実力で証明したい」という強い想いを胸に歩む彼の姿は、同世代の若者だけでなく、すべての音楽ファンに大きな勇気を与えてくれます。これからの活動の中で、俳優Nouelとして新たな物語を紡ぎ、アーティストS2としてさらなる音楽を届けてくれることは間違いありません。
そして何よりも、日本での活動に意欲を見せてくれたことは、日本のファンにとって大きな喜びとなるはずです。日本語曲への挑戦やファンミーティングの開催など、これからの展開に胸が高鳴ります。
彼が見せてくれる次なる一歩を、私たちファンも一緒に歩んでいける──そう思える、希望に満ちたインタビューとなりました。

 

S2の魅力をまだ体感したことがない方のために、YouTube200万回再生を突破した楽曲をご紹介!

S2 – ‘No Ticket For Haters’ [Official MV]

S2 Ft. IRONBOY – ‘Step Up’ [Official MV]

 

カメラ:YOSHIHITO TANAKA
[文・構成/タイナウ編集部]

 

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