―――ジェフさんは俳優としても活動されています。音楽で表現することと、俳優として表現することにはどんな違いがありますか。また、今後挑戦したい役柄やジャンルはありますか。
歌うことも演じることも、根っこにあるのは「物語を語ること」だと思います。ただ形が違うだけで、どちらも自分にとって大切な表現方法です。モデルとしての表現や、本を書くことも同じです。
これから挑戦してみたいのはアクション。実はMV「Tell Me The Name」でも自分のやりたいアクションを取り入れました。やりたいことは全部MVに詰め込んでしまうんです(笑)。
Jeff Satur – Tell Me The Name【Official Music Video】
―――次は経営者としての顔について伺います。今はアーティストでありながら経営者でもありますが、この二つを両立するうえでの難しさや挑戦、また逆に得られる良い点はありますか。
経営者という意識はあまりありません。ただ、自分が一緒にいたい人を選んでチームを作れること、それが一番大きな喜びだと思っています。
学びになったのは僕がperfectionist(完璧主義者)なので、今まで何でも自分でやってしまいましたが、周りを信じてお任せすることです。
―――大変お忙しいと思うのですが、どうやって自分をリラックスさせたりリチャージしたりしていますか?
猫と遊んだり、本を読んだりしています。最近電子書籍リーダーを買いました。
―――10年後、自分はどうなっていると思いますか?
10年後ですか。今30歳なので、その時は40歳ですね。物語を伝える仕事を続けていると思います。
例えば、本を書いているかもしれません。
―――日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
まずは心から「ありがとう」と伝えたいです。僕が来るかどうかも分からないのに、ずっと待っていてくれました。そして、ついに日本でのライブが実現し、皆さんと会うことができた。
みんなのエネルギーを全身で感じて、本当に感謝でいっぱいです。ファンのみんなが幸せでありますように。
そして約束します、必ずまた会いに行きます!
ラストは、Jeff Satur(ジェフ・サター)さんからタイナウ読者の皆さんへの心温まるメッセージです!
響き続ける言葉、広がり続ける音楽
圧倒的な存在感と唯一無二の表現力で、音楽ファンの心を惹きつけ続ける JEFF SATUR。
SUMMER SONIC BANGKOK 2025のステージ直後という貴重なタイミングで語ってくれた言葉からは、彼の飾らない人柄と、音楽への情熱がにじみ出ていました。
「必ずまた戻ってくる」「約束を守って会いに行く」――その言葉は、会場で彼を待ち続けたファン、そして遠くから応援を届けるファンの心にまっすぐ響いたはずです。
ジェフの視線の先には、いつもファンの存在があります。だからこそ、彼がこれから描いていく未来のステージにも、私たちは自然と心を重ねてしまうのです。
これからどんな音楽を、どんな姿を見せてくれるのか。ファンとして、その歩みを共に見守り続けたいと思います。
ラストは、JEFFさんを語るうえで外せない“必聴曲”のご紹介です。
1.4億万回再生! Jeff Satur – ซ่อน (ไม่) หา l Ghost【Official Music Video】
2.3億万回再生!Jeff Satur – ลืมไปแล้วว่าลืมยังไง (Fade)【Official Music Video】
夏の必聴曲!Jeff Satur – Ride or Die【Official Music Video】
カメラ:YOSHIHITO TANAKA
[文・構成/タイナウ編集部]