[写真 @srchafreen公式インスタグラムより]
Freen/フリーン（サロチャ・チャンキムハ）は2025年現在27歳を迎え、タイのエンターテイメント業界で最も注目される存在の一人となっています。1998年8月8日生まれの彼女は2022年にタイ初のガールズラブドラマ『Gap: The Series』で主人公を演じて一躍スターダムに駆け上がりました。
9月15日に公開されたhashtag legend th独占インタビューで、フリーンは27歳の誕生日を迎えた心境について語っています。彼女の言葉からは成功への深い洞察と人生への前向きな姿勢が伝わってきます。
この記事ではフリーンの下記の短いインタビューをご紹介します。完全なインタビューと更なる独占コンテンツはhashtag legend th magazineの最新号でお読みいただけます。こちらからご購入ください。
ฟรีน–สโรชา จันทร์กิมฮะ จะมาเล่าเรื่องราวของการเติบโต ความประทับใจที่ MET Gala ไปจนถึงนิยามของคำว่า ‘ความสำเร็จ’ ในแบบฉบับของเธอ
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27歳の誕生日に込めた深い願い
「27歳を迎えた今年、私が自分に願うのは、心と体の両方の幸せです。健康で強い心と体を保ち、毎日何をするにも喜びを感じられるよう、そしてあらゆる面で成功を収めたいと思います。何か楽しいと感じることに出会えるよう、私の心と体がそういう瞬間に出会えることを願っています。」
この発言から、フリーンが単なる表面的な成功ではなく、内面からの充実を重視していることが分かります。
歴史を作ったMet Gala（メットガラ）での体験
Met Gala（メットガラ）は毎年5月にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される世界最高峰のファッション慈善イベントです。「ファッション界のオスカー」とも呼ばれ、世界中のセレブリティ、デザイナー、アーティストが一堂に会する招待制の華やかなガラパーティーとして知られています。
今年5月、フリーンはタイ人女優として初めてメットガラに参加し、歴史を作りました。この快挙はタイのエンターテイメント業界にとって大きな意味を持つ出来事でした。
[写真 @srchafreen公式インスタグラムより]
メットガラでの体験について、フリーンは興奮を隠せない様子で語っています。
「メットガラは本当にワクワクしました。多くのアイコニックな人々の中にいて、インスピレーションの大きな波に浸っているような感じでした。私が最も好きだった瞬間は、その場にいたみんながその瞬間を楽しんでいるのを見ることでした。本当に素晴らしい時間でした。」
[写真 @srchafreen公式インスタグラムより]
彼女はヴァレンティノの初のタイ人女性ブランドアンバサダーとして、クリーム色のジャケットに黒いファーのトリミングを施し、黒いスカートを合わせたエレガントな装いで登場しました。2025年のテーマ「Superfine: Tailoring Black Style」を見事に体現したモノトーンの洗練されたルックで注目を集めました。
想像力豊かな超能力への憧れ
インタビューではフリーンの人間味あふれる一面も垣間見えます。
「もし超能力があったら？」という質問に対して、彼女は笑顔でこう答えました。
「2つの超能力が欲しいです。まず、渋滞に巻き込まれることなく、どこでも瞬間移動できる力。例えば、今日チェンマイに行きたいと思ったら、消えてそこに現れるような。そして時間を止める力。もっとたくさんの時間を使えるように。瞬間移動と時間停止です。」
この回答は忙しいスケジュールをこなす現代のスターらしい現実的な悩みと、同時に無邪気な想像力を併せ持つフリーンの魅力を表しています。
成功に対する独自の哲学
フリーンの成功に対する考え方は多くの人にとって参考になるものです。彼女にとって成功とは終わりのない日々の積み重ねです。
「私にとって成功は終わりがありません。毎日、毎瞬間に成功することができます。それは大きな夢である必要はありません。例えば、今日これをやりたいと思って、それを達成したら、それはもう成功です。あまり期待しすぎたり、未来について考えすぎたりする必要はないと思います。現在を最善に生き、過去から学び、今この瞬間を幸せに感じること、それが人生での成功です。」
タイから世界へ：文化の架け橋として
フリーンの国際的な活躍はタイの文化とエンターテイメントを世界に紹介する重要な役割を果たしています。彼女は2025年にメットガラに参加した2番目のタイ人セレブリティであり、その存在感は東南アジア地域全体のエンターテイメント業界にとって意義深いものとなっています。
2022年の『Gap: The Series』での突破口から、2024年のカンヌ国際映画祭での「Women in Cinema」パネルでの受賞、ヴァニティフェアのヨーロピアン・デジタルカバー掲載まで、フリーンのキャリアは着実に国際的な広がりを見せています。
未来への道筋
27歳という新たなステージに立つフリーン・サロチャは、単なるエンターテイナーを超えた存在として成長を続けています。メットガラでの歴史的デビューから日々の小さな幸せまで、彼女の生き方は現代を生きる多くの人々にとって希望の光となっています。
「現在を最善に生き、過去から学び、今この瞬間を幸せに感じること」という彼女の哲学は成功の定義そのものを問い直すものです。タイから世界へと羽ばたく彼女の姿は夢を追い求める全ての人にとって、可能性への扉を開く存在となるでしょう。
フリーン・サロチャの物語はまだ始まったばかりです。彼女の次なる挑戦と成長を世界中のファンが温かく見守っています。
[文・構成/タイナウ編集部]