[写真 @loserpopbkk公式Xより]
タイのポップシーンで注目を集めるバンドloserpopが、新曲「แพ้เสียงในหัว（Hello There）」のMVを公開しました。本作は恋のはじまりに感じる衝動と心の声をテーマにした楽曲で、多くのリスナーから共感を寄せられています。
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loserpop – แพ้เสียงในหัว (Hello There) [Official MV]
📺 https://t.co/5F5w2Pnj6g#loserpop #แพ้เสียงในหัว #Whattheduckmusic pic.twitter.com/K1EZqdiQda— Whattheduck (@wtdrecordlabel) November 20, 2025
「แพ้เสียงในหัว (Hello There)」は、気になる相手に声をかけたくて仕方がないのに、内心では「やめておけ」「気づかれるな」と自分を制してしまう、そんな恋の初期特有の揺れ動く気持ちをそのまま描いた一曲です。しかし最終的には心の声に負けてしまう、その瞬間を軽やかでキャッチーなメロディーに乗せて届けており、loserpopらしい等身大の空気感が存分にあふれています。歌詞には、笑顔に見とれてしまった瞬間や、思わず送ってしまったチャットの気まずさ、後悔と高鳴りが入り混じった感情など、誰もが一度は経験したことのある恋のはじまりの不器用さが詰め込まれています。
loserpopは、柔らかいサウンドとメランコリックな世界観を持つアーティストとして知られており、ドリームポップの雰囲気を取り入れたサウンドで若い世代のファンから高い支持を得ています。「แพ้เสียงในหัว（Hello There）」でもその雰囲気は健在で、淡い光のように心に染み込むメロディーラインが、恋の不安とときめきを丁寧に包み込んでいます。公開されたMVは、楽曲の雰囲気に寄り添う映像となっており、視聴者は曲の世界に自然と入り込むように楽しむことができます。映像の持つ空気感がそのまま楽曲の魅力を引き立て、SNSでも「loserpopらしい」「胸がキュッとする」といった感想が寄せられ話題になっています。
恋が始まる瞬間のどうしようもなさや止められない衝動は、誰にとっても少し恥ずかしくて、でもどこか愛おしいものです。「แพ้เสียงในหัว（Hello There）」は、そんな気持ちを軽やかでポップなサウンドにのせて描いた一曲であり、loserpopの魅力が詰まった作品となっています。新たな恋に戸惑っている人、気持ちを伝えたいのに勇気が出ない人、そして恋の高揚感を久しく忘れていた人にも寄り添う楽曲です。ぜひloserpopの新曲を楽しんでみてください。
[文・構成/タイナウ編集部]