Ohm Pawat、心ふるえる激走の3日間!挑戦と仲間の支えが詰まったエモーショナルなレースを振り返る

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[写真 @ohmpawat公式インスタグラムより]

タイの人気俳優Ohm Pawat(オーム・パワット)が、Chang International Circuitで行われたレースに参戦しました。
今回の投稿では、練習日からレース当日までの出来事、挑戦の裏側、そしてチームやファンへの感謝が率直に綴られています。さまざまな感情が交錯する3日間となり、Ohm本人にとっても特別な時間だったことが伝わってきます。

■ 苦しいスタート、それでも前に進み続けた
レースウィークは簡単ではありませんでした。準備期間のTrack Dayでは車両トラブルが続き、予定していた練習を十分にこなせないまま本番へ。
自分のミスで健康診断してなかったため、初日のレースは最後尾になりましたと明かしています。

■ Day1:最後尾から奇跡の追い上げ
初日のレースは最後尾スタートという厳しい状況。それでもOhmは一台ずつ追い抜き、まるでファンの声を背中に受けるように前へ前へと走り続けました。
結果はクラス2位、総合9位。
BRICシリーズで初めて表彰台に立つという大きな瞬間を迎え、トロフィーを抱えながら空を見上げるOhmの表情には、喜びと達成感があふれていました。
あまりの嬉しさに沢山の友達に電話をかけた。また、1日目のレースで自分の中のゴール(自分の心を勝てること)をもう達成してしまったので、レース2はどうしよう。1位でもとってみる?とか寝る前に頭の中に色々考えましたとと綴られています。

■ Day2:とことん攻め抜いた走りと悔しい涙
夕方に行われたレースでは、スタート前から全身が震えるほど緊張していたといい、あまりのプレッシャーに「辞めたい」とチームに合図を送ったものの、ルール上途中リタイアはできず、そのまま走り切るしかなかったと振り返っています。
オームは今回の走りを「今までで一番下手くそだった」と表現し、この20分間が人生で最も辛いライドだったと告白。お昼のレースで一度倒れたこともあり、再び失敗したら自分だけでなくチーム全体に迷惑をかけてしまうという重圧がのしかかっていたと語りました。
レースを終えた後は、身体も心も限界に達し、思わず大泣きしてしばらく意識が飛んだような感覚になったというオーム(実際に倒れたわけではなく、集中が途切れて頭が真っ白になるような状態だったと説明)。それほどまでに全力で挑んだ今回のチャレンジは、彼に“最高に嬉しい”“最高に悲しい”“最高に壊れそう”“最高に責められたような気持ち”といった、振り幅の大きな感情をもたらしたといいます。
そして彼は「これがバイクレース、これが人生の味」とし、本気で何かに向き合うことで心の深い部分が大きく揺さぶられるのだと実感したと綴りました。今後レースを続けるかどうかは、答えが見つかるまで時間をかけて考えたいとも述べています。
それでも、「どうなるとしても、バイクに乗れるたびに幸せを感じる」と語っています。

今回のレースでOhmが何度も伝えたのは、支えてくれるチームへの大きな感謝でした。メカニック、スタッフ、そして共に戦うpomnattetan11の存在がOhmの走りを支えました。互いに笑い合い、励まし合い、支え合う時間があったからこそ、このレースウィークを乗り越えられたのだと感じさせてくれます。

Ohmは今回の挑戦を振り返り「この経験が自分を成長させてくれた」と言葉にしています。悔しさも喜びも全部糧にしながら、また前へ進もうとする姿は、ファンにとって何より胸を打つ励ましです。

今回手にした2位のトロフィーは、ただの結果ではなく、挑戦し続けた時間そのものを象徴するもの。悔しさも喜びも全部抱えたうえで迎えた表彰台は、Ohmだけでなく、見守ってきたファンにとっても誇らしい瞬間となりました。

[文・構成/タイナウ編集部]

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