[写真 @PIXXIEofficial_公式Xより]
PARADOXの代表曲である「คิดถึง…ไม่ไหว(※直訳: 恋しくて…もう耐えられない)」が新たなアコースティックセッションとして生まれ変わりました。今回コラボレーションしたのは、ガールズグループPiXXiEのメンバーとして人気のIngkho。PARADOXの繊細なメロディと、Ingkhoの澄んだ歌声が重なり原曲とはまた違う魅力を引き出しています。
Acoustic Session “คิดถึง…ไม่ไหว”
PARADOX x Ingkho PiXXiEฟังได้แล้วที่ https://t.co/5TYY3FAHOg#คิดถึงไม่ไหวAcousticSession#คิดถึงไม่ไหว #Paradox #PiXXiE#INGKHO_PiXXiE #genierecords pic.twitter.com/Ubm8PMn7Hh
— genie records (@genierecords) November 29, 2025
公開された映像は、シンプルなアレンジが曲の持つ痛いほどの恋しさをまっすぐに伝える構成となっています。アコースティックギターの柔らかい音色に寄り添うようにIngkhoの声が混じり合い、楽曲の感情をより立体的に見せてくれます。特にサビ部分でのハーモニーは、心の奥に染み込むような深化を感じさせ、多くの視聴者から「この組み合わせが最高」「より切なくて胸が苦しくなる」といった好意的な反応が寄せられています。
PARADOXは長年タイのロックシーンを支えてきた実力派バンドであり、力強さと繊細さを兼ね備えた表現力が特徴です。一方のIngkhoは、PiXXiEの中でも特に歌声の透明感と感情の乗せ方に定評があり、若い世代のリスナーから熱い支持を受けています。そんな二組が組んだ今回のアコースティックセッションは、世代やジャンルを越えた感情の共鳴ともいえる作品になっています。
原曲「คิดถึง…ไม่ไหว」は、別れた相手を思い続ける苦しさと孤独を歌ったラブソングで、2025年5月のリリース以来、幅広い世代から大きな共感を集めてきました。アコースティックバージョンでは、シンプルだからこそ歌詞に宿る言葉の重みがより際立ちIngkhoの歌声がその痛みを丁寧に伝えています。聞き馴染んだ曲であっても、新しい視点とアレンジで聴くことで、まるで別の物語として心に響くのも本作の魅力です。
本作はPARADOXが長年築き上げてきた音楽に、Ingkhoの澄んだ歌声が溶け合うことで生まれた、この瞬間にしかない特別な響きを味わえる作品です。静かに寄り添うギターの音色、息づかいまで届くようなリアルな空気感、そして恋しさに耐えられないという切実な想いが鮮明に描き出されています。ぜひじっくりと耳を傾けて、感情の深さを感じ取っていただきたいです。
[文・構成/タイナウ編集部]
