バンコク出身チュラー大卒、日本語検定1級のタイ人エディター、ギフト(←名前です)がタイの現地情報、タイポップの歌詞、スラング、ネット用語を独自に読み解く!読めばもっと理解が深まる、楽しめる!
Louis Vuittonによる特別プロジェクト「Louis Vuitton Hotel Bangkok」が、Santiphap RoadのBaan Trok Tua Ngokで3月15日まで開催されています。東南アジアで選ばれたのはバンコクのみという、非常に貴重な機会です。
[写真 @Thenationth公式Xより]
名前は“ホテル”ですが、実際はホテルをテーマにしたポップアップストアだということです。入場は事前予約制で、Louis Vuitton公式サイトから予約が必要です。
筆者は平日のお昼前くらいにタクシーで向かいましたが、それでも周辺は渋滞していました。特に会場付近は細い路地のため混雑しやすいです。時間には余裕を持って出発することを強くおすすめします。
現地に到着すると、すぐに場所は分かります。予約時間ごとに多くの来場者が列を作っており、建物前にはLouis Vuitton仕様のトゥクトゥクが展示されています。とても美しく、人気のフォトスポットになっています。1人で訪れても、スタッフにお願いすれば写真撮影を手伝ってもらえます。
受付では予約時間を確認され、その回ごとに適切な人数でグループ分けされます。筆者が参加した回は約6人でした。各グループにはスタッフが付き、最初から最後まで丁寧に案内してくれます。
1階はホテルのフロントデスクのような空間になっており、入口を入ると中央ホールへ案内されます。そこで今回のプロジェクトの概要や、この建物の歴史について簡単な説明があります。その後、2階へ移動します。エレベーターもあるため、階段が難しい人でも安心です。
2階では「Speedy P9 Safe Room」に入ります。ここで専門スタッフが実際にパーソナライズのペイントを行っています。また、Speedy P9の制作工程やパーツの展示を見ることもできます。
続いて3階へ進むと、「Neverfull Gym」と「Noé Bar」があります。ジムエリアでは、100kgのダンベルを入れたNeverfullが展示され、バッグの耐久性をユニークに表現しています。Louis Vuitton仕様のサンドバッグもあり、遊び心のある空間です。筆者が訪れた際には、展示されていない一点物の特別商品も紹介されました。来場時には自分のグループ担当スタッフにぜひ尋ねてみてください。思わぬレアアイテムに出会えるかもしれません。
ジムの後は、向かい側にあるNoé Barへ移動します。ここでは歴代のNoéモデルが展示されており、入口付近にある「Tea Trunk」の展示が特に印象的でした。ツアー終了後にはドリンクを楽しむことも可能です。
4階には「Speedy Room 1930」があります。暖炉などが配置された、まるで自宅のように落ち着いた空間です。犬用バッグの展示もありました。印象的だったのはダイヤル式電話の演出です。“1930”と回すと、Speedy誕生年にまつわるストーリーが英語で流れます。フランス訛りの英語で、電話越しに聞くため少し聞き取りにくい部分もありますが、耳に心地よい語り口でした。
隣の「Alma-inspired Terrace」は、パリのバルコニーをイメージした空間です。壁には時間帯によって変化する景色の映像が投影されます。部屋自体は大きくありませんが、鏡を効果的に使うことで広がりを感じさせる設計になっています。
建物はショップハウスですが、中央が吹き抜けになっているため光が入り、圧迫感はありません。バルコニー側の廊下には植栽が配置され、最上階にも小さなグリーンゾーンがあります。上から見下ろす景色も美しく、歴史ある建物とラグジュアリーな世界観が見事に調和しています。
展示は3月15日までの期間限定です。タイを訪れる予定がある人にはぜひ足を運んでほしい特別なプロジェクトです。空間そのものを見るだけでも十分に価値があります。
周辺にはおしゃれなカフェやレストランも多く、散策にもぴったりのエリアです。次回は筆者おすすめのカフェも紹介する予定です。
[文・構成/タイナウ編集部]





















