タイの俳優であり実力派シンガーのNONT TANONT（ノン タノン）が披露した『คลั่งเธอ（Dopamine）』のライブセッション映像が話題を呼んでいます。「恋に狂ってはいない、けれど君にはどうしようもなく夢中」(※編集部意訳)という絶妙な心の揺れを見事に表現した楽曲は、ライブセッションバージョンではさらに情熱的な歌声が際立ち、まるで目の前で歌われているかのような臨場感を味わえます。
「恋に狂ってるわけじゃないけど、君には抗えない」「君のせいで、まだ見たことのない感情に出会った」
恋をすることで変わっていく自分を、不安にも思いながらそれでもその感情に身を委ねてしまう――その“どうしようもなさ”こそが、人を夢中にさせる恋の正体なのかもしれません。
ライブセッションではシンプルな空間の中でNONT TANONTは目の前に誰かがいるかのように歌いかけます。生々しい息遣い、感情の揺れをそのまま乗せたボーカルは、まさに“感情で歌っている”と言えるほどです。聴いているうちに、まるで自分がその場にいるかのような錯覚に陥るのがライブセッション映像の最大の魅力です。
さらに公式MVは1,000万回再生を超えるほど楽曲の世界に没入できる作りとなっており多くのファンから愛されています。
『คลั่งเธอ（Dopamine）』は、“恋”という言葉では説明しきれない心の化学反応を美しく描いた楽曲です。まだ聴いていない方は、まずは一度この世界に触れてみてください。きっと、あなたも“夢中”になるはずです。
[文・構成/タイナウ編集部]