NONT TANONT × PiXXiE、新曲「BADLY」で魅せる危うくも中毒的な恋

T-POP

[写真 @LOVEiS_ent公式Xより]

タイの人気シンガーNONT TANONTが、新世代ガールズグループPiXXiEとコラボレーションした最新シングル「BADLY」をリリースしました。これまでにもTaitosmithとの「Unbreakable」やSingto Numchokとの「Temple Dogs」といった予想を超えるコラボで音楽シーンを沸かせてきたNONT TANONTですが、今回はさらに大胆な挑戦でファンの期待を裏切らない一曲を届けています。

「BADLY」はFuture FunkとDisco Popをベースに、80年代のヴィンテージ感と現代的なクールさを絶妙に融合させた楽曲です。プロデューサーにはMayo Jamesを迎え、レトロなシンセサウンドや跳ねるようなリズムに最新のグルーヴ感を加えることで、懐かしさと新しさが同居するサウンドを実現しています。自然と体が揺れてしまうようなビートと、一度聴けば口ずさんでしまうほどキャッチーなメロディが耳に残り、まさに中毒性の高いポップナンバーに仕上がっています。

本作は「危険だとわかっていても抗えず惹かれてしまう」というスリリングな恋愛感情を描いています。逃げようとするほど心が揺れ、相手を求める気持ちが抑えきれなくなる様子が、英語とタイ語を織り交ぜた表現で綴られています。サビで繰り返される「I want you badly」というフレーズは、強い感情をストレートに表現している印象的な一節で、曲のテーマを象徴しています。NONT TANONTはラップを駆使してクールさと柔らかさを両立したボーカルを披露し、PiXXiEは明るさと遊び心、そしてフェミニンなエネルギーを加えて楽曲全体に立体感を与えています。

「BADLY」は、NONT TANONTにとってもPiXXiEにとっても新たな可能性を示す一曲です。ジャンルの枠を越えたサウンドの融合、それにより起こる化学反応、そして大胆なビジュアル面での挑戦が聴く人と見る人の両方に強いインパクトを残します。恋の危うさと楽しさ、その両方をポップに昇華させたこの楽曲は、2025年のT-POPシーンを語るうえで外せない存在となるでしょう。

[文・構成/タイナウ編集部]

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